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目次
愛ちゃんを退団させるとかいう、センスのない決断は誰が下したのか。
せめて専科じゃないのか・・・。
ただ、愛ちゃん株で言えば、勢いのある今が売り時と判断したのかも。
ビジネスマンの判断ですから。
今回は「愛月ひかるの退団はなぜ?退団7名の傾向は?星組の新2番手と3番手は?」について考えてみました。
ファンはこの決定に傷ついてると思いますよ。
愛ちゃんが体現してる、数値化できない宝塚男役のカッコよさについて、ちゃんと理解した人が決定したのか。
そこが甚だ怪しい。
「健康に気をつけていれば、前向きにやっていける」と言ってた愛ちゃんが、まさかの退団。
愛ちゃんの宝塚愛みなぎる男役のスキルを考えるに、愛ちゃんから退団を希望することが考えにくいです。
だって退団したら、男役なんてやれないわけですし。
運営としては「星組のトップコンビは当分辞めないので、替わりのイベントが欲しい。愛月ひかるは今が人気の旬なので、ここで退団公演をして話題をつくるか」となったと考えられます。
なんせ、雪も月もトップコンビが退団、宙と花はトップ娘役が異動&交替、と話題がありました。
宝塚にとってスターの退団は最大の稼ぎ時です。
愛ちゃんを「トップ以外では異例のサヨナラショー」で頑張ってもらって、星組のトップコンビの代わりに惜しまれながら退団してもらおうという狙いでしょう。
でも愛ちゃんは、まだ千葉県市川市の大使の期間が2年半ほど残ってはいるけど、これからどうするんだ、と考えると切ない。
どんどん入れ替えていくという宝塚のシステムではあるのだけど、愛ちゃんには残れる方法はなかったのかと、残念でなりません。
伸びやかな歌声ではないし、キレのあるダンサーでもないし、鼻声で滑舌が良くないという人もいる。
でも背筋が伸び、所作が美しく、舞台で見てしまう数値化できない存在感がある。
低音がハッとするほどカッコいい。特に歌の出だしの音圧。
トークでのユーモアは独特で、星娘になりたかったのだと言って笑わせてくれるのが、鉄板。
その愛ちゃんが、見たことない元気のない表情で、東京五輪に出た。
親友から転校を告げられ、元気のない表情を見せられた気分・・・。
マノンの千秋楽で見せた涙の意味が、別のものだったとわかって、また落胆。
ただ、それさえも全ては宝塚の掌の中。
「しろうとの神格化」こそが宝塚の神髄だと、元・宝塚総支配人の森下信雄氏も書かれてました。(「タカラヅカの経営戦略」角川ONEテーマ21)
あなたが熱狂している相手はしろうとなのですよ、と。
そういえば、OGもトップも含め、生徒さんなんですね。(わが子がいつまでもわが子なのと同じ)
大部分を占める女性客に競い合いながらまだ10代の推しを見つけてもらい、その女性客の「母性本能」をくすぐることが最大の戦略なのだそうです。
であるならば、「ご卒業おめでとう」と快く送り出し、自身も疑似育成から解放されることこそが、健全なヅカファンのサイクルなのかもしれません。
この「育成と別離のエンターテイメント」については、いずれまた。
礼さん(95期)より上の組子さんが4人含まれており、よくぞ、そこを退団させるなというような豪華な面子。
礼さんの下ではあるけど、彩葉 玲央さんなんて、たまたま今日見た「タカラヅカ・オン・デマンド」の番組で、同期の綺城ひか理さんと「好きな作品」について語っていて、かわいい男役さんだな、性格もいいし、好きだな、注目だなと思ってたところです。
それと夢妃 杏瑠さん、すごく色っぽくて、姐さんって感じで好きでした。
ESTRELLASでのパフォーマンスは忘れません。
漣レイラさんは文章が本当に面白くて、ダンスもダイナミックでキレがあり、悪役なんかも存在感があって、欠かせないバイプレイヤー。本当は笑顔が似合う優しい方・・・。
(下の写真は、年賀状イベントで子どもたちに魅せた笑顔。右は水乃ゆりさん)
9月からの「柳生忍法帖」の千秋楽は涙無くしては観られないな。
1人で観なきゃ。
2020年の分も退団者を発表してるのかな。星組はなぜか他組より10人近く多いし。
しかもロミジュリでは若手、今回はベテラン中心の退団者。
前回の桜庭舞さんも驚いたけど、今回も中心で目立ってた方々なので、ダメージは大きいです。
ただ、「宝塚おとめ」の最初の生徒一覧ページを眺めていてわかるのは、生徒の辞めさせ方。
星組だけで考えてなくて、全体で「97期は何名、98期は何名」と決めてありますね。
「今回の星組は97期と98期から1名ずつ」というような運営からのオーダーが来ていると思われます。
キレイなグラデーションになってるんです、各期ごとの人数が。
3番手さんはバウ主演をこれからしていただくとして、素直に考えるなら、3番手はこうでしょう。
2番手:瀬央ゆりあ
3番手:綺城ひか理
↑唄えるのは心強い。これが一番有力。愛ちゃんの穴を一番埋められそうなのは、唄える綺城ひか理さん。でも・・・。この2人、残念ながらトップにならない気がしてます。なので、強くは推せない。
2番手:瀬央ゆりあ
3番手:天華えま
↑天華さん、人柄がいいし、これだと嬉しいけど・・・。でも、私は知ってます。天華さん、ビューティフルハーモニーでめっちゃいい声でした。歌のインパクトは綺城さん超えしてた。Rayみたいなやつじゃなく、天華さんの本気の歌が聴きたい!
2番手:瀬央ゆりあ
3番手:極美慎
↑いっそ、こうしたら?これが正論。でも歌がやや弱いので、みんなでカバーかな。それはそれで悪くないことだと思う。
2番手:瀬央ゆりあ
3番手:紫藤りゅう(復帰)
↑紫藤りゅうさんは宙組でチャンスだからないかな。
2番手:愛ちゃんの代わり(水美舞斗か芹香斗亜)が移籍してくる
3番手:瀬央ゆりあ
↑星組の2番手は当分トップになれず、1年後くらいにまたトップ退団の身代わりになりそうな微妙なポジション。
礼さんがまだまだやれるので、いま2番手になっても、宙組の芹香さんみたいに、いつまでも待たされる。
待った後にトップになれたらよいけど、実際は「2番手の在任期間が長いとトップになれない」などと噂されます。
ならばトップの目が微妙な瀬央さんが2番手で、次のトップを期待されてる極美慎さんが3番手?(瀬央さんは1~2年ほど羽を背負ってから退団か)
これが一番将来のためになるんだけど、綺城さんや天華さんがいずらくなる。空気が悪くなりそうだし、その悪い期間が長くなりそう。
礼さん任せの星組の弱さか、どう組んでもしっくり来ない。
それとこの際、くらっち(有沙瞳さん)は別格として、娘2が誰か、はっきりさせて欲しい。
水乃ゆりさん(102期)か、瑠璃花夏さん(103期)か、詩ちづるさん(105期)か。超絶唄える102期の都優奈さんも。小桜ほのかさん(99期)も。
トップ娘役の舞空さんが若いので、こんな選択肢ですが、くらっちだって、トップ娘役の有力候補。スポンサーも強い。重要な役としての乳母もいいけど、お役に配慮を。
瀬央さん以外の番手をぼかしながら、そして娘2も競い合って行くのなら、それはそれでありだと思うのですが、ギスギスしないで欲しいです。というか、そのパターンはもうやらなさそう。
今回は「愛月ひかるの退団はなぜ?退団7名の傾向は?星組の新2番手と3番手は?」について考えてみました。
脱力してます。
星組は舞空ちゃんが成長してるので、VERDAD!!の時みたいに、瀬央さん&舞空ちゃんで礼さんを支えていく体制なのでしょうかね。
愛ちゃんの穴を埋めるには1人有望な路線を入れなきゃ。
礼さんが唄いっぱなしのVERDAD!!は、さすがに心配になりました。
「エルアルコン鷹」の時の「Ray-星の光線ー」みたいに、舞空さん、綺城さん、天飛さんが頑張るとしても、やはりトップコンビの次で活躍するのは、次のトップの可能性を秘めた人であって欲しい。
中堅男役の人材豊富な月組さんとか、誰かくれないかな。あ、詩ちづるちゃんをいただいたばかりか・・・(汗)。