アルファフライ(キプチョゲ着用)の厚さや構造は?重量はどれくらい?

ランニング
写真引用:ナイキ公式HP
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ナイキから厚底シューズの新作、アルファフライ ネクスト%が発売されました。

東京五輪で使用可能なシューズの規準が発表され、数々の記録を樹立してきたヴェイパーフライ ネクスト%はOKだと思っていたところだったのに、まさかのタイミングでの新作発表です。

4月30日までに発売されていなければ、8月8日、9日に予定されている東京五輪のマラソンでは使用できないとの制約を見事にクリアしました。

それではこの新作アルファフライのスペックを探っていきましょう。

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規定ギリギリを攻めたアルファフライの厚さ

写真引用:MELOS

まず靴底の厚さ。これは世界陸連が定めた規準の40mmをギリギリまで使用する、39.5mm。

厚底シューズ第3世代のヴェイパーフライが36mmで、40mmを超えてはならないとした世界陸連を挑発するかのような寸止めです。

その厚くなった3.5mmの間に、凄い秘密が隠されています。

構造①特筆すべきはズームエアを搭載したこと

まずは厚底シューズ第4世代となる本新作の正式名称ですが、「ナイキ エアズーム アルファフライ ネクスト%」です。

じゅげむじゅげむみたいに長いですね(笑)。

ここで第3世代の正式名称「ナイキ ズームエックス ヴェイパーフライ ネクスト%」にはなかった「エアズーム」というワードに注目してみましょう。

写真引用:MELOS

写真引用:MELOS

「ナイキ ズームエア ポッズ」という高圧のエアバッグが2つ並んで、露出した形で搭載されています。

その中には伸張性の高い繊維が詰まっていて、走行時の着地で繊維が圧縮されて衝撃を吸収し、瞬時に元の形状に戻ることで、反発性を生み出すそうです。

これは普通は足が担う役割ですが、足の衝撃を和らげ、しかも地面からの反発にプラスアルファしてくれることで筋力をサポートするわけですから、長距離走でも後半に足の力を残せますね。

特にこの厚底シューズは、フォアフット部で最後にキュッと地面を引っかくような走りになるため、この位置にその力を助けてくれる機能が搭載されることで、大きく期待できます。

また世界陸連から「炭素繊維の複数のプレートが入っているものは認めず」との制約が発表されたため、本作はプレートが従来通りの1枚。

そこをさらに補正する機能として、この「ナイキ ズームエア ポッズ」が新搭載されています。

さてここで、「ズームエア」という言葉に聞き覚えのある方もいるのではないでしょうか?

「ナイキ エアズーム ペガサス」でもすでに定評のある機能です。

この「ズームエア」は、「ズームXフォーム」と「カーボンファイバープレート」と併せて使用する機能としては最もエネルギーリターン(=反発力)が高いそうです。

さて「ズームXフォーム」と言えば、ナイキのランシューの靴底に多く使われている軽い素材のことで、従来の素材のエネルギーリターンが60%程度だったのに対し、85%という高さを誇ります。

ただ従来は耐久性に欠けるとの指摘もありました。

今回「ズームエア」が加わり、さらなる反発力とクッション性に加え、耐久性が生まれているとのことです。

東京五輪代表に内定している中村匠吾選手によれば、第1~2世代は週2回履いて1カ月、第3世代(ヴェイパーフライ)は同条件で3カ月は持つようになったそうで、今回のアルファフライがどこまで向上したか、これからの数字が楽しみですね。

構造②「カーボンファイバープレート」拡大と新アッパー素材「アトムニット」採用

厚底シューズと言えば、カーボンファイバープレートが生む反発力。

それに加え、今回のプレートは、フォアフット部がヴェイパーフライよりも広くなっています。

これは、底がより厚くなったため、安定性を高めるためのものだそうです。

ちなみにヒールからフォアフット部にかけてのソールの厚みの違いは、ヴェイパーフライと同じ8mmです。

写真引用:MELOS

またアッパーは、前作は雨に強いヴェイパーウィーブという新素材でしたが、ニット素材が復活し、「アトムニット」と命名されています。

これは以前のフライニットが雨を吸って重くなる弱点を克服したものだそうです。

高温多湿が予想される東京五輪への対策でもあり、高い通気性とフィット感の両立させているようです。

重量は重くなったが、足は軽くなる?

 

最後に重量ですが、ここだけが厚くなった分、退化したようです。

こういうネガティブ情報はなかなか具体的に出てきませんが、ヴェイパーフライの25.5cmの片足の重量が174gなのに対し、アルファフライはサイズによって200~225gに設定されているようです。

同サイズで30gほど重くなったのではないでしょうか。30gと言えば、のど飴6粒分。気のせい程度ですね(笑)。

履いた感覚が重くなったかと言えば、おそらく逆で、反発力が向上したために足は軽いと感じるのではないかと予想されています。

まとめ

アルファフライは、ナイキの総合力を結集した過去最強シューズというわけですね。

大迫選手と設楽選手が走る3月の東京マラソン、キプチョゲとベケレ選手が走る4月のロンドンマラソンが、東京五輪の前哨戦。

特に日本記録保持者の大迫選手には2時間4分台、世界記録保持者のキプチョゲ選手には2時間切りが期待されています。

記録が出た時、その足には必ず、アルファフライがあるはずです。

いえ、競合他社だって、4月30日まで黙ってるはずはないと思うのですが。

コメント

  1. […] 詳しくはアルファフライの記事へ。 […]

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