五輪延期のメリットとデメリットは?なぜ2年後が良い?チケットは?

社会
出典:日本スポーツ振興センター
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フランスのマクロン大統領が、「これは戦争だ」と発言した、新型コロナウイルスとの戦い。

WHOのテドロス事務局長は、「子どもの死亡例もあり、あらゆる“疑い例を検査するべきだ”(疑わしい人はすべて検査)との声明がありました。

そんな中、トランプ大統領の口から「五輪延期」との言葉が出ました。

そこで今回は、「五輪延期のメリットとデメリットは?なぜ2年後が良い?」「チケットは?」について検証してみたいと思います。

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五輪延期のメリットとデメリットは?なぜ2年後が良い?

出典:ニュースイッチ

日本の五輪組織委員会でも、「2年の延期」案が強くなってきているそうです。

年内は、開催権を有する日本側にも発言力があるようです。

まずは延期のメリットとデメリットをまとめてみましょう。

メリット

【延期のメリット】

●もし五輪が中止になった場合の8.7兆円とも言われる日本の経済損失を軽減できる。

●IOC側も膨大な放映権(収入の8割)やチケット収益(900億円)を失わずに済む。もし2020年開催で無観客開催でもチケット収益は失われる。

●五輪代表を決める予選が現在のところ中断しているため、延期になれば、充分予選を消化する猶予が生まれる。

【2年延期のメリット】

●五輪会場として予約している施設を再び押さえるにも、1年後まで他の予約が入っているため、2年後ならば押さえやすい。

●新型コロナウイルスも2年後ならワクチンが開発されて収束している可能性が高く、感染を心配せずに開催できるため、海外からの観戦客も見込める。

デメリット

【延期のデメリット】

●現在、首都圏の展示場は五輪の予約で使用不能になっており、展示場不足を招いている。それを再度となれば、批判の声は出る。

●トヨタなど五輪の国内スポンサーが、新型コロナ関連の全世界的な不況で業績を悪化させた場合に、予算削減を余儀なくされるかもしれない。

【2年延期のデメリット】

●晴海の選手村の跡地にはマンションが建設される予定で、すでに売れている部屋もあって2023年入居予定。その入居を見越して現在の住居を売りに出している人もいて、2022年の五輪開催となれば、補償問題になる。

●大会組織委員会の約3000人の人件費がかかる。都から派遣されている職員もいて、2年後まで元の職場に復帰できないとなれば経歴や昇進に影響が出る。

●東京五輪代表をすでに決めた選手と次の五輪を目指す若手選手との力関係が、2年の間に逆転する可能性が大きいため、本当に力のある選手を選びなおすのか、そのまま代表の権利を維持するのか、が大問題として浮上する。

過去に「延期」があったかどうかですが、過去には一度もありませんでした。

戦争による「中止」が3度あったのみです。

五輪憲章には、中止や延期に関しての記述はなく、五輪開催に関することは、IOCが決めることになっています。

大会に関するあらゆる疑問についてIOCが最終決定権を有する

ですが、

夏季大会はオリンピアードと呼ぶ4年周期の最初の年に開催すると決められており、翌年へ延期するには総会による憲章の改訂が必要となる。

と、ややハードルの高さはあります。

それゆえ、「WHOの指示に従う」というような発言も見られます。

IOCは本来、予定通りの開催をするノウハウしかないため、「予定通り開催の準備を進める」とのみ発言していますが、個人個人の理事が中止や延期について言及しています。

莫大な放映権の契約金が動くため、開催中止というのはちょっとIOC的にもあり得ないのかもしれません。

五輪延期の場合のチケットは?

チケットの権利はそのまま維持されるはずです。

このような延期の前例はないですが、チケット収益の900億円は貴重な開催費用となるからです。

またチケットの価値としても、前代未聞の大会のチケットとして、高騰する可能性はありますね。

出典:朝日新聞デジタル

まとめ

今回は、「五輪延期のメリットとデメリットは?なぜ2年後が良い?」「チケットは?」について検証してみました。

IOCは、3月下旬の世界情勢を見て決定すると言ってましたから、もう1週間ほどしかありません。

現時点では、予定通りの開催は困難ではないかと思います。

中止は「誰も得をしない」選択であり、「延期」が現実味を帯びているのも頷けます。

延期が1年なのか、2年なのか、そこが問題ですね。

新型コロナウイルスのワクチン開発に1~2年かかるという大雑把な見通ししかたってないため、ならば2年の延期が望ましいのではないかと思います。

最大の問題は、代表選手の調子の維持です。

どちらにしろ、難問を抱えたまま、3月下旬の締め切りが迫っています。

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