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目次
NetFlixから独占配信されている「イカゲーム」が話題で、周囲がみんな観ています。
すでに9話まで全部配信されていますから、一気に見られますね。
感想を一言でいえば、非常に面白かったです。
そこで今回は「イカゲームのキャストとコンユは？意味とあらすじは？感想とシーズン2は？」についてお届けします。
ラストのどんでん返しは書いてませんが、ゲームに関してのネタバレもありますのでご注意ください。
| 役名(番号） | 設定 | 芸名 | 生年月日 |
| ソン・ギフン(456番） | 主人公。離婚して母親と暮らす。ギャンブル好きで借金多し。 | イ・ジョンジェ | 1972・12・15 |
| チョ・サンウ(218番） | ギフンの幼馴染で頭脳明晰。証券会社の役職でありながら横領で指名手配。母が魚屋。 | パク・ヘス | 1981・11・21 |
| カン・セビョク（067番） | スリ。競馬で勝ったギフンから大金を盗む。脱北者で養護施設に幼い弟がいる。 | チョン・ホヨン | 1994・6・23 |
| オ・イルナム(001番) | 脳腫瘍で先が長くないと告白した老人。要所要所で活躍してギフンとの友情が芽生える。 | オ・ヨンス | 1944・10・19 |
| チャン・ドクス（101番） | 反社の構成員。カジノで大負けして組織の金を横領したため追われる。 | ホ・ソンテ | 1977・10・20 |
| ジヨン(240番） | セビョクにシンパシーを感じ、自分は外に出る理由がないからと勝ちを譲り死んでいく。 | イ・ユミ | 1994・7・18 |
| アリ・アヴドゥル（199番） | パキスタンからの労働者だが工場の賃金不払いで困窮する。 | アヌパム・トリパシ | 1988・11・2 |
| ファン・ジュノ | 刑事。行方不明の兄を探して島に潜入する。 | ウィ・ハジュン | 1991・8・5 |
| ハン・ミニョ（212番） | 生き残るためにドクスに取り入るが裏切られ恨む。 | キム・ジュリョン | 1976・9・10 |
| ファン・イノ | ジュノの兄。過去のイカゲームの優勝者。現在はゲームのフロントマン。 | イ・ビョンホン | 1970・7・12 |
| ? | 駅のホームでメンコの戦いを突然申し込み、相手に勝たせて、賞金とゲームへの招待状を渡す係。最初と最後に出てくる。 | コン・ユ(1話の18分くらいから＆9話の47分くらいから登場） | 1979・7・10 |
韓国で昔の子どもが遊んだ陣取りゲームです。
イカの形なので、「イカ（ゲーム）」と呼ばれているようです。
日本にも「Sケン」という似た遊びがありました。
イカゲームの大雑把なルールを説明します。
出展：イカゲーム
まず、攻めと守りを決めます。
攻めはケンケン、守りは両足で歩けます。
①ここからケンケンしかできない「攻め」が、イカの内部へ侵入しますが、周囲に「守り」がいて、邪魔をします。ケンケンできずに「攻め」が両足をついたら「攻め」の負け。
②この細い通路を邪魔に耐えながらケンケンで進み・・・
③この通路の切れ目をジャンプできたら、ここから先は「攻め」も両足を使えます。
④ここを「攻め」が踏めば「攻め」の勝ち。「守り」が「攻め」をイカの外側に追い出せたら、「守り」の勝ち。
番組内では1対1でしたが、実際は複数対複数でも戦えます。
ソン・ギフンはギャンブルで多額の借金があり、取り立てに追われています。ある日、母の口座から盗んだお金で競馬をして、勝って得た多額のお金を女スリ(カン・セビョク）に盗まれます。
やがてギフンは幼い娘のため、セビョクは幼い弟のために汚いことしていることがわかってきます。そんな時、謎の男性がギフンに声をかけてきて、メンコの賭けをします。苦労の末に勝利したギフンは賞金を得て、同時に謎の招待状を渡されます。
迎えの車に乗ると眠らされ、気がつけば雑魚寝の空間。番号の付いたウェアを着せられて、広場へ。恐ろしいゲームの始まりです。
①「だるまさんが転んだ」
ルールは動いたら死。参加者456人から201人に減ります。
生き残った201人で、「ゲームを続けるかどうかの多数決」をとります。1票差でゲームを中断することに。実生活に戻るギフンだったが、そこにも地獄があり、やはりゲームに参加することに。同時に行方不明の兄を探す刑事も秘密施設に潜入する。
②「型抜き」
ルールは割れたら死。ギフンは最難関の傘の型抜きを選んでしまうが、ある機転を利かして切り抜ける。老人（＝オ・イルナム）もその方法を真似て助かる。生き残りは108人。
食事のいざこざで1人が殺され、107人。殺した参加者が罰せられなかったことから、消灯後に派閥対派閥の殺し合いが始まる。80人が生き残る。
③「綱引き」
10対10の綱引きで、負けたら高所から落ちる。ギフンのチームは老人(オ・イルナム）と女性2名がいて不利だったが、老人と幼馴染（＝チョ・サンウ）の知恵で男性10人のチームに勝利。残りは40名に。ゲーム後、参加者の中の医者が、ある違反のために運営側に殺される。39名。
④「ビー玉遊び」
仲良し2人で1組。ビー玉を使って好きなルールで遊び、暴力以外の方法で奪い合い、全部失ったら殺される。そんなルールとは知らない参加者たちは、ペアを組んだ最も信頼している相手と戦うことに。ギフンは老人と戦い、勝ちを譲られる。残りは20名。
⑤「ガラスの橋」
割れやすいガラス(1人が乗ると体重で割れる）と強化ガラス（2人でも割れない）が2枚ずつ並べて敷かれた橋を渡り、向こう岸までたどり着くゲーム。割れたら高所から落下して死ぬ。ギフンを含め3名が向こう岸にたどり着く。3名が次に挑戦するファイナリストになるも、うち1名(女性）が負傷しており、同じく生き残ったギフンの幼馴染(＝チョ・サンウ）に殺されてしまう。
⑥「イカゲーム」
最後に勝利を収めるのは、ギフンか、幼馴染のサンウか？
このイカゲームのルールは。相手を殺せば勝利。
潜入していた刑事の運命は？兄は見つかるのか？
そしてイカゲームの驚愕の結末は？
子どもの素朴な遊びはルールが簡単で、ストーリーが見えやすいし、それゆえに残酷さが増します。
あらすじには書きませんでしたが、殺戮以外にもかなり残酷なシーンが多く、最初はあまり続けてみるのは辞めようと思ってました。
イカゲームに参加することを決意するための地獄のような日常を見るのも辛かった。
でもイカゲーム参加者の中に絆が見えてくる辺りから、面白くなってきます。
ギフンは、現実生活では最低な人間なんですが、ゲーム参加者の中では素晴らしい人格者で、そこが救いです。
そして型抜きでギフンがコツを発見する辺りからハマっていき、一気に見てしまいました。
日本にもこの手の人生を逆転するゲームは多いですが、日本のものはもっとゲームのトリックに面白さがあり、このイカゲームはゲームを取り巻く人間模様やどんでん返しに面白さがあります。
ギフン自身がゲームを通して人間性を取り戻す物語とも言えそうです。実際はボロボロに疲弊していくわけですが。
バイオレンスが苦手じゃない方にはお薦めですし、ゲーム以外にもいろんな伏線があり、絶対に面白いです。
ラストがシーズン2を予感させるものでしたが、脚本と監督を務めたファン・ドンヒョクは、アメリカの『Variety』誌の取材に対し、続編の予定は今のところないと答えているようです。
「『イカゲーム』のシーズン2について、具体的な計画はありません。正直、今からシナリオを考えるのはしんどいです（笑）。また私が担当するのならば、次は複数人からなる脚本チームと一緒にプロットを考えて、複数人の監督と共同して制作したい」
（VOGUEより）
ラストまで見た人にはわかりますが、シーズン2制作には、ギフンのモチベーションにかなり無理がある。
ギフン以外の主人公ならわかるんですが。
ここまでにしておきますね（笑）。
今回は「イカゲームのキャストとコンユは？意味とあらすじは？感想とシーズン2は？」についてお届けしました。
ところで主人公のギフンですが、もし日本版を作るなら「大泉洋」さんか「役所広司」さんで。
何か似てませんか？（笑）
でもあそこまで残虐な映画は、スポンサーつきにくいだろうと思いますが。