着物の帯を踏みつけたヴァレンティノのCMが「日本文化の侮辱」として炎上しているようです。
koki炎上という噂もありますが、見た限りではkokiさんは別に炎上してる様子はなく、「巻き込まれた」との評価ですね。
詳細はどうなんでしょう?責任は誰に?
そこで今回は「帯踏みつけCMの映像は?kokiや工藤静香に責任?世間の評判は?」についてまとめていきたいと思います!
帯踏みつけCMの映像は?
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問題とされる動画(炎上後、公式サイトや各種SNSより削除済み) pic.twitter.com/nFS6KOoWfr
— 滝沢ガレソ🌈🌱 (@takigare3) March 29, 2021
下の映像は寺山修司の映画「草迷宮」です。
このCMの元になっているそうです。
8:25から帯を踏みつけてます。
CMはハイヒールで踏んでますが、映画「草迷宮」は素足です。
でも、前後の脈絡から、幻想的なシーンです。
帯は母親の象徴でしょうか。
少なくとも、日本文化を冒とくしているとは思えません。
YouTubeが制限があるようですので、画像も。

出展:dog Year気になるマガジン
上が寺山修司の映画、下がヴァレンティノのCM。

出展:dog year気になるマガジン
ヴァレンティノのCMなどはすべて削除された模様です。
kokiや工藤静香に責任?
炎上してるようですが、現場で新人モデルが演出にケチをつけることはできません。
工藤静香さんがマネージャー的な存在なのでしょうが、これも同じ。
オファー時に断ることもできますが、着物の帯を踏みつけて大問題になるということより、「寺山修司の世界観にkokiさんの妖しい美しさがピッタリです」と前向きな話を言われたら、喜んで受けるでしょう。
中国人のカメラマン「Fish Zhang」さんは東京在住のようです。
作品は日本の名カメラマン、アラーキーの影響を受けてますね。

出展:インスタ
新宿2丁目や花園神社近辺の世界観。
寺山修司ワールドの継承者です。
ただ、広告ってアートディレクターが企画を考えて、カメラマンを手配するものですから、今回の企画に合うカメラマンとして「Fish Zhang」さんを選んだ可能性の方が高いです。
撮影前に企画内容はクライアントの承認を得てから進めますから、ヴァレンティノとアートディレクター(広告代理店)の責任でしょう。
でも広告代理店って、こういう時に表に出てこないで、ヴァレンティノにひたすら謝罪し、再撮とディスカウントの交渉をしていることでしょう。
kokiさんと工藤静香さんは、むしろ被害者側だと思います。
日本の大アーティストの作品へのオマージュでこれほど批判されるなんて、想像するのは難しいです。
もちろん時代の違いはあるのですが。
ヴァレンティノからの謝罪文です。
— MaisonValentino_JP (@Valentino_Japan) March 30, 2021
世間の評判は?
前衛芸術を広告に使う難しさがありますね。
文脈が違うための炎上。予測が難しい時代になりましたね。
訴訟文化の発達した米国では、こういう誤解は起きにくい気もします。

出展:twitter
広告はどうしてもプレゼンボードに過去の強い写真を貼ってイメージを伝えるため、真似になりがちなんですよね。
どうアレンジするかが腕の見せ所です。

出展:twitter
ホントに外国人の演出家に従っただけだと思います。
ただ「新しい視点を育む未来」を創ろうとしているそうで、炎上も想定内で大胆に広告活動をしているのかもしれません。
巻き込まれた感のあるkokiさんが可哀そうですが。

出展:twitter
現在は削除されてるとのことです。
そういえばキムタクさん、着物のCM出てましたね。
ややっこしいことにならなくて良かった。

出展:twitter
まとめ
今回は「帯踏みつけCMの映像は?kokiや工藤静香に責任?世間の評判は?」についてまとめてきました!
皆さん、意外に冷静な意見が多くて安心しました。
でもどこに責任があるかが曖昧なようですね。
少なくとも、ヴァレンティノは謝罪してました。
謝罪しながらも、新しいことに挑む企業姿勢は変えませんという意味のことを宣言してましたね。
これで鎮静化するでしょうかね。
日本文化の侮辱って、いつもこんな大騒ぎになりましたっけ?
やはりそこは、kokiさんが大物だということなんでしょうね。
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