金正恩氏が手術の失敗で植物状態になったかもしれないとの報道があったようです。
twitterでも「金正恩死亡」「植物状態」とのワードが上位にあります。
またコロナで北朝鮮の部隊が壊滅状態との報道もありました。
とにかく大変な混乱が起こっている可能性があります。
後継者は金与正氏だとの噂ですが、いったい北朝鮮は部隊も壊滅状態で維持できるのでしょうか?
隣国だけに日本も無関係ではいられません。
そこで今回は「金与正は怖い?評判は?コロナで北朝鮮が崩壊の危機?世界はどう動く?」について検証していきます。
世界がコロナで混乱する中、東アジアはさらに大変なことになるかもしれません。
金与正は怖い?

出展:デイリーNKジャパン
ネット上にはすっかり怖い写真が増えましたね。
金与正氏が怖い人だというより、怖くしなければ国を背負えないということだと思います。
以下は金与正氏の性格について書かれた記事からの抜粋です。
2020年3月6日の記事ですから、最近ですね。
金与正氏が公式に談話を発表したことはあまりありません。
北朝鮮が2発の飛翔体を発射したことに対して、青瓦台(韓国大統領府)が遺憾の意を表し、それに対する言葉だそうです。
「不信と憎悪、軽蔑だけをいっそう増幅させる」
「国の防衛のために存在する軍隊にとって訓練は主な事業であり、自衛的行動だ」
「非論理的で低能な思考」
「行動と態度が三歳の子ども」
「怖気づいた犬ほど騒々しく吠える」
これに対して韓国ジャーナリストが「驚くほど口が悪い」「従来の金与正氏のイメージからすれば韓国側が受けた衝撃度は大きい」とコメントしました。
金与正氏は笑顔の印象があります。
韓国側からも従来は、人当たりの良い性格だと認識されていたようです。
かつて、学生時代の友人らが金正恩氏のせいで「大量失踪」した際には、ショックを受け深く傷ついたとされる。
(失踪=地方へ追放された)彼らは「金与正は同級生だ」と周囲に言いふらしていたとされる。これが、党中央に報告され、「最高尊厳の同級生であることを軽々しく吹聴するのはけしからん」と見なされたものと思われる。
ただし、活発で社交的な性格の金与正氏は、追放された同級生たちに「困ったときは私の名前を出して」と言っていた可能性がある。また、彼女が事前に追放措置を知っていたら反対していただろうとも言われている。
かつては、金正恩氏に健康不安説もある中、金与正氏は彼の「パーティー狂い」をいさめたり、他の政策についても「厳しい助言」をしたりしているとの話もありました。
一時、公の場から姿を消していた時期もあったと記憶していますが、そこから復帰して、また存在感を増していた矢先の、金正恩氏の手術失敗報道でした。
態度を急変させて、韓国への強硬な態度を取り始めたのには、2つの理由があると記事には書かれています。
ひとつは、経済制裁や新型コロナウイルスの影響で国力が弱まっていることを覆い隠し、韓国に対する「強硬な姿勢」をアピールするためだ。
そしてもうひとつは、金与正氏の「権威付け」だ。同氏は最近、北朝鮮の政務と人事を一手に掌握する最強の権力機関・党組織指導部の要職に就いたと見られている。一説には、金正恩氏の「後継者」に内定したとの情報もある。
つまり、正式な権力者デビューだったわけですね。
舐められてはいけない、強くなければならない、との決意の表れです。
金正恩氏の報道をトータルで判断すると、少なくとも今後、すぐに国政を担える状態ではなさそうです。
世界がコロナで苦しむ中、北朝鮮を救えるかどうかは、まさに女帝の手腕にかかっています。
ゴシップ的な記事も散見しますが、信頼できるニュースからは以上です。
評判は?
韓国からも信頼されていたとの記事があります。
金正恩の指示を訂正させることもあったとの記事です。
有能で、親近感があり、正しいと思うことは勇気をもって進言する強さがありそうですね。
twitterではどんな評判が出てるでしょうか?
実父 金正日が男だったらと歯噛みするくらい金与正は切れ者と言う評判でしたね。
— @saintfield134_ (@saintfield134_) June 2, 2019
有能な金与正氏なら、国益を優先するでしょう。
拉致問題の解決が国益になると判断すれば、スパッと解決するかもしれません。
アジアを仲良くさせたくないという、妙な外圧がなければ。
米朝共同声明https://t.co/Zpq7LbgKU8は評判悪いけど、
トランプ大統領は、約束を守らない北朝鮮にCVIDを約束させるより、非核化完結プロセスに入った方が得策と判断したと思う。
交渉は、米国ポンペオ氏、北朝鮮「高官」。
調印式に陪席した金与正氏が、その高官なら拉致問題も劇的に進展するかも pic.twitter.com/UXbuwpmUrO— 井上雅夫(IPCC報告書研究家) (@co2tw) June 13, 2018
そうでなければ、逆に危険ですね。
親父もよく太ってたよね。死ぬ前に痩せたけど。
こないだのミサイル発射は誰の指示だったのかが気になる。
やっぱ妹の金与正なのかな?— LOUIS (@Chipmunk0_0) April 22, 2020
女性が輝いている国、なのだそうです。
金正恩ハノイ訪問映像。金正恩の妹金与正は有能有力仕事人。第二の有力者を軽く腕で押しのける場面も。評判の微笑み。金正恩喫煙場面。北朝鮮で英雄的美女リーダー観光地視察。記者会見を仕切った政務次官も女性。女性が結構活躍。映像19分20秒あたりから。英語関係なし。https://t.co/ziDe4m81wp
— YHG英語セミナー (@YHGyoshi) March 4, 2019
仲良くしたいです、隣人なのですから。
金正恩の後継者候補が妹の金与正。彼女は人当たりが良く評判が良かったらしいが、後継者候補となり暴君に豹変したとか
そこで
暴君ぶりを発揮(実は演技)
↓
正恩からの絶対的な信頼を得る
↓
正恩死後、本来の優しい性格に戻る
↓
みんな仲良し(°▽°)— Riay (@beverly9o21o) March 9, 2020
金与正氏は温厚ではやっていけないですから、国内は厳しくするでしょうけど、隣国とは融和政策を展開して欲しいものです。
そして国民を幸せにする政治をして欲しい。
大きく転換するには、味方を増やさないといけませんね。
コロナで北朝鮮が崩壊の危機?
以下はこの記事からの抜粋です。
①3月20日ごろから感染が始まり、第5中隊で32人中20人が感染。
②感染は他の中隊にも広がり、4月11日の時点で連隊は勤務組織の編成するらできない状態
③北朝鮮当局は集団感染を起こした部隊に隔離命令を下したが、国境警備を行う補充人員を確保できず、勤務を継続させる措置を取った
④軍医局が3月3日に最高司令部にだした報告によれば、1~2月に180人が死亡し、3700人を隔離している
⑤上層部による食糧横流しなどで飢えに苦しむ北朝鮮軍でも、密輸などを見逃してワイロを稼ぐことができる国境警備隊は比較的、栄養状態が良いとされるが、感染は中国国境の部隊に集中的に起きている
世界はどう動く?
いろんな記事をまとめるとこうなります。
①世界はコロナで大変なので、北朝鮮に手が回らない
②内紛があった場合に隣国の中国でさえ手を出す余裕がない
③トランプの考えは誰にもわからないが、東アジアから軍を撤退させたいと思っている
④もし金政権が崩壊した時に難民のアジア流出が最悪の事態
⑤後継者がいたことで世界はホッとしている
まとめ
今回は「金与正は怖い?評判は?コロナで北朝鮮が崩壊の危機?世界はどう動く?」について検証しました。
北朝鮮の崩壊は誰も望んでおらず、しかし国民が豊かに暮らせることが東アジアの安定へつながることも事実です。
金与正氏には大きな期待をしたいですが、まずは有事に備えて国内の権力の掌握をしながら、コロナ対策に奔走してほしいです。
この2点は待ったなしです。
そのためにも、金正恩氏の健康状態など、国内の情報を開示してほしいです。
国内が見えないままだと、近隣が助けの手を差し伸べることもできません。
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