検察庁法改正案をめぐる攻防が激化している中、渦中の黒川弘務東京高検検事長が賭け麻雀をしていたという報道が、文春からありました。
国民がステイホームで自粛する中、3密の代表格である麻雀、しかも刑法違反である賭け麻雀を検事長がやっていたという衝撃的な報道です。
そこで今回は「黒川弘務の賭け麻雀の相手の記者は誰?マンションはどこ?懲戒免職?」について書いていきたいと思います。
黒川弘務の賭け麻雀の相手の記者は誰?
黒川検事長のお相手は、産経新聞社会部のA&B記者と朝日新聞の元検察担当記者だと文春の記事に書かれています。
朝日新聞の記者に関しては、50歳代の会社員だと朝日側からの発表があったようです。
それが誰かまでは特定されていません。
5月1日の夜7時半ごろに、産経新聞社会部A記者のマンションに集合した4人は、深夜2時近くまで麻雀をしていたそうです。
5月13日にも黒川検事長は、A記者宅で麻雀をしていたそうです。
産経関係者の証言によれば、黒川氏は昔から、複数のメディアの記者と賭けマージャンに興じており、最近も続けていたという。その際には各社がハイヤーを用意するのが通例だった。(文春)
接待のための賭け麻雀なら、レートなども少額ではなかったかもしれません。
そうなれば、記者個人で出せる額ではなく、新聞社ぐるみの事件へと発展するかもしれません。
現政権はこれをもみ消すのでしょうか?
しかし検察庁法改正案で対立する相手がいるのですから、これはカードとして使われるでしょうね。
政変にまで発展する可能性もあるのではないでしょうか?
マンションはどこ?
好評はされていませんが、以下のような記事の描写が文春でありました。
隅田川のほとりにある、茶色の瀟洒なマンションの前に現れた。あたりを軽く警戒しながら、慣れた足どりでエントランスに入り、オートロックを通って上階へと昇っていく。
おそらく浅草辺りで、隅田川の花火を一望できる立地のマンションだと想像できます。
黒川検事長のマンションなら億ションでしょうが、この賭け麻雀の舞台となったマンションは「産経新聞A記者」のマンションらしく、どの程度の高級感なのかは不明です。
懲戒免職?
進退に関しては、5月21日の夕方に何らかの発表があるようです。
与党の公明党までもが現在、黒川検事長に辞任要求を突き付けているそうです。
この賭け麻雀がどういう罪かについて、文春ではこう書かれています。
マージャンは密閉空間で4人が密集し、密接な距離で卓を囲む「3密」の典型で、東京都も雀荘に休業を要請している。また、少額でも賭博罪に該当する。
さらに、国家公務員倫理規程上も問題がある。人事院の見解は以下の通りだ。
「国家公務員が、会社の利益を目的とする人物(記者)から、社会通念上相当と認められる程度をこえて、接待や財産上の利益供与を受けている場合、国家公務員倫理規程に抵触するおそれがあります。そもそも賭けマージャンは刑法犯なので、そういう人物がいれば倫理法以前の問題。国家公務員法の98条(法令遵守)や99条(信用を傷つけてはいけない)といった一般服務義務に違反する可能性があり、懲戒免職といった事態も想定されます」
まとめ
今回は「黒川弘務の賭け麻雀の相手の記者は誰?マンションはどこ?懲戒免職?」について書いてきました。
接待賭博麻雀が慣例となっていたということは、少しさかのぼって調べるのでしょうか。
検察庁は日本で最も潔癖な場所でなければならないのに。
膿を出しきって、出直してほしいと思います。
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