ボーク重子さんといえば、全米最優秀女子高生のスカイ・ボークさんを育てた女性で、
教育関係の書籍を多く出されています。
その内容が、これからのAI時代に備えた新入試制度に合致していると話題になっています。
今回はボーク重子さんの「年収や子育ての評判」「本のおすすめ」にフォーカスして、その興味深い子育てや生き方に迫ってみたいと思います。
ボーク重子の年収や子育ての評判は?

resemom.jp
ボーク重子さんの年収は、もちろん発表はされていないようですが、2千万円に届くと予想されます。
作家、講演会、アートギャラリー経営(アートコンサルタントも)、ライフコーチング。
2020年の4月からは、非認知能力を育む子育て・自分育てのオンラインコーチングを開始し、専業のライフコーチになるそうです。
年3回で1回の生徒募集は限定30名だそうです。
年90人で1人15万円としたら、1350万円。
これに執筆の印税や講演会、対面のライフコーチなども加えて、3000万円を超えていくのではないかというのが予想です。
アートコンサルティング業は大切な社会貢献活動として継続していくようですね。
これが彼女が見つけた「パッション」なのでしょうね。
子育ての評判ですが、まず娘さんが全米最優秀女子高生に輝いたことはご存知のことでしょう。
非認知能力を育む子育てコーチングスタート!|ボーク重子 @ShigekoBork #note #あなたに出会えてよかった https://t.co/4KvL5Ykq92
— ボーク重子 (@ShigekoBork) February 13, 2020
また日本全国にファンがいて、重子さんの提唱する「非認知能力」の重要性を、教育改革と共に感じているようです。
「非認知能力」とは、例えば、目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力などです。
数がわかる、字が書けるなど、IQなどで測れる力を「認知能力」と呼ぶ一方で、IQなどで測れない内面の力を「非認知能力」と呼ぶそうです。
この他にも来週のTVの「さんま御殿」の子育て特集の回に出演します。
3月21日に神戸で講演会もあるようです。詳しくはこちらへ。
ボーク重子さんの経歴は?
重子さんは福島県生まれの54~55歳で、お母さんは地元で「入塾すると必ず点数の上がる塾」を経営。
子どもの頃は兄弟と比べられたりして、なかなかお母さんに認めてもらえなくて苦労したそうです。
高校は県で成績5位だったことから上位、でもお母さんへの反抗か、ロックにのめり込んだようですね。
大学は東洋大学の法学部へ。
大学卒業後は外資系企業に就職。
そこで失恋をきっかけに退職してイギリスに留学し、サザビーズの大学院のサザビーズインスティテュートで芸術を学び、現代美術の修士号を取得しました。
この頃に外交官だったご主人と出逢われて結婚し、1998年にワシントンへ移住したそうです。
ここから先は、処女作である「誰でもなりたい自分になれる」にもあるように、ワシントンのキラキラ輝く女性たちとの出逢いがあったようです。
ボーク重子の書いた本のおすすめは?
まず著書6冊をご紹介します。
新しい順です。

出典:AMAZON
2019年11月発刊
【内容】
「何のために」が明確になった「パッション」さえあれば、人生は一変する。
子どもは心の折れない強い子に成長し、ビジネスマンはこれまでにない「幸福感」「新しい自分」を手に入れ、シニアは健康と生きがいを得られる。

出典:AMAZON
2019年3月発刊
【内容】
グローバル社会はこれまでのように一国で物事が完結していた社会とは全く違う。そこで生きていくためには新しい人生の知識とスキルが必要。
オバマ大統領らとともに「ワシントンの美しい25人」に日本人で唯一選ばれ、全米最優秀女子高生を育てた母も実践する、世界のどんな場でも活躍できるために必要なこと。

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2018年10月発刊
学力偏重主義の教育により、こころの折れやすい子どもが増えている日本。
近い将来、AIが多くの仕事を奪うと言われており、数値化できる能力=学力テストやIQは意味を持たなくなる。
人だけが持ち得る人間力=「非認知能力」を育てることこそが、これからの教育の必要なこと。

出典:AMAZON
2018年5月発刊
「最高の子育てには親自身の自分育てが必要」という科学データを元に、子育てで活用してきた、「SMARTゴール」という目標達成のためのツールを紹介。
このツールの使い方、人生のパッションの持ち方・探し方、そのために必要な「心のブレーキ」の外し方などを公開します。
小さなことを行動していくことや、目標を具体的に設定することの大切さ、「何のために」を考えれば心が折れないなど、「夢」を確実に手にするための方法を実践的に紹介します。

出典:AMAZON
2018年2月発刊
ケネディ一家、ブッシュも通った米国のトップスクールに共通する最高の教育法は、日本の教育観(偏差値重視、モノカルチャー)を覆すものだった。
「非認知能力」「子どもとの会話は、否定しない、教えない」「進学先はランキングではなく、PROs&CONsを考えさせる」「考える力がある子は立ち直るスピードが早い」「ヘリコプターペアレンツは絶対にやめる」など、興味深い子育てのヒントを満載。

出典:AMAZON
2016年8月発刊
「人生は自分しだい! 」と自分の人生を切り開いているワシントンDCの女性たち。
彼女たちは、お固いキャリアの方でも綺麗な色のディドレスを着て、「女性は自分のために美しくあっていい」と日々のお手入れやエクササイズを欠かしません。
「違っているからいい」と自分の個性を磨き、「幸せな妥協」で全てを手に入れて美しく輝いています。
そんな女性たちから著書が学んだ「なりたい自分」になる方法を紹介。「なりたい自分」に出会える幸せを、味わえます。
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以上6冊が著書です。
AMAZONでレビュー数とその評価の高さを見て判断するならば、1冊だけ読むなら、ベストセラーとなった「世界最高の子育て」です。
娘さんのスカイ・ボークさんが全米最優秀女子高生に選ばれ、この本が出て、売れたために、その後の作家としての人気が定着したのでしょう。
まとめ
塾を経営していたお母さんとは正反対の、「非認知能力」の重要性を説く、ボーク重子さん。
しかしその手法はオンラインの塾ともいえる手法であり、いわば出逢ったものすべてを吸収していく逞しさを持つ女性ですね。
そんなボーク重子さんのますますのご活躍をお祈りしたいと思います。
AI時代で、新入試制度もバタバタして受験生も混乱している日本で、一歩先行く価値基準を提示されている、素晴らしいお仕事だと思います。
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