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「愛ちゃんの死」という言葉がまたtwitterの検索キーワードで上昇してきました。
2度目ですよね。
「ロミジュリ」も上がってましたから、もうロミジュリB日程で「愛ちゃんの死」を見ないと、星組推しとしては我慢できないということですね。
トップコンビ以外でこんなに盛り上がるのって、退団以外では考えられないです。
そこで今回は「愛ちゃんの死ってどんな感じ?なぜ愛月ひかるは気になる?トップはある?」について書いていきたいと思います。
まずは小池修一郎先生は、「Bは愛月が『死』。天華(の死)はロミオに近しく常に背後にいる感じだが、愛月の方は距離のあるところからにらみ、ずっと見ている。」と言ってます。
天華さんの「死」がロミオの背後にへばりついてる映像を予告で見ましたが、「離れて睨む」は、愛月さんの解釈なんでしょうね。
セリフがないところで感情を表現するのは面白いですし、センスを感じます。
不幸な展開で歓び、幸せな状況では悲しむ。
背徳感とでもいいましょうか。
手を身体に這わせて上下させる動きだけで、感情を表現したり。
宝塚の醍醐味の1つに背徳感は確実にあると思うのですが、エロス(生への誘惑)とタナトス(死への誘惑)の間をゆらゆらと揺れて、絶妙な官能を表現していると思います。
「深いから」だと思います。
懐が深い。
若い「ことなこ」のダンスを、「キレッキレのカミソリ・デュエット」と表現してました。
非常に的確ですし、さすが宝塚オタクだと思います。
またカフェブレイクでは、「眩耀(げんよう)の谷 ~舞い降りた新星~」では、礼真琴さん演じる「礼真」を愛ちゃん演じる将軍が強く罵倒するシーンがありました。
あれは「国の掟に背かないように踏みとどまらせる、優しさ」だと表現してました。
20代中心の演劇の中に、深みを与える大切なバイプレーヤーだと感じます。
2番手がトップより年上の場合は、2番手は味のあるバイプレーヤーであることが定番らしいですが、勢いのある星組に深みを与える、大切なバイプレーヤーだと思います。
星組ファンも愛ちゃんの大切さをよ~くわかっていて、しかも愛ちゃんがエゴサをするストイックで病んだ性格であることも熟知しているので、拍手と喝采を送る代わりに、Twitterでつぶやいて愛を伝えているのでしょう。
「愛ちゃんの死」が上がってくるのは2度目だと思いますが、1度目は、お騒がせ中の卓球の福原愛ちゃんが死んだと思って、検索した人が多かったはずですが、今回はタイミング的に正真正銘、こちら側の「愛ちゃん」です。
また5月2日には「愛ちゃんの死」がtwitterの検索ワードで3度目の浮上。
無観客でB日程のライブ配信をしたからですね。
ライブ配信4時間後で、この2つの言葉が検索ワードに浮上しています。
先日、WOWWOWで放映された2011年の宙組レビュー「NICE GUY」に、愛ちゃんがいて「おっ」てなりました。
10年前から愛ちゃんは愛ちゃん。
背筋がピンとしていて、所作が美しい。この所作こそ、愛ちゃんが気になる理由の1つだと思います。
また「Ray~星の光線~」で、礼さんが客席から登場するシーン。
あの直前で、愛ちゃんと舞空さんがいい感じになってますが、あのシーンで舞空ひっとんは、膝を折らずにラブシーンが成立しています。
キス直前の抱擁で大人の優しさを愛ちゃんは見せてくれてます。
2人の顔、近いですよね(笑)。
声の相性も、「ことなこ」よりも、「あいなこ」の方が良いと思いました。
声の話で言えば、愛ちゃんの声って、すごくいいですよね。
低くて、太くて、温かい。
誰と一緒に歌っても、愛ちゃんの歌い出しの重厚さは、いい声だなぁって毎回思います。
愛ちゃんは、若々しくて美しい礼さんを引き立てるバイプレーヤーでありながら、礼さんの持ってないものを持っているため、礼さんからも引き立てられるという理想的な関係だと思います。
ぜひ「あいなこ」を増やして、礼さんの嫉妬を見たいですし、礼さんも水乃さん辺りとデュエットダンスをやって見せて欲しいです。
それが、ことなこをより輝かせることになると思います。
愛ちゃんはトップになるでしょうか?
なるなら、月組?
月城さんがいるんですよね。
月城さんは95期で愛ちゃんは93期ですが、2番手としての実績は月城さんの方が上です。
1&2番がギスギスした月組で、3番手時代からの貢献もありますね。
へんてこ人事で人気凋落の月組ですから、今回はオーソドックスに行くと思います。
なら宙組?
ダイナミックな歌声が魅力の芹香斗亜さんが2番手ですが、2番手期間が長すぎるので、芹香さんのトップはないかもという声がありますね。
その場合、愛ちゃんをトップにして、2番手に水美舞斗さんを異動し、次のトップへという線はあるかと思ってます。
水美さんの花組には、永久輝せあさんという強力なカードがあるので。(永久輝さん、歌がいいですよね)
宙組には桜木みなとさんがいますが、その評価が定まらないので。
宝塚イズムのライターさんが書いていた、「5組全てのトップが95期となるのを運営が狙っている」という前提で書いてます。
星組:礼真琴(首席)
花組:柚香光(20番)
雪組:朝美絢(24番)
月組:月城かなと(17番)
宙組:水美舞斗(3番)or桜木みなと(12番)
実力、人気ともに申し分ないと思うのですがいかがでしょうか?
水美さんの花組トップ就任を考えにくいのは、トップのバトンタッチを同期でやらないのが通例なのと、強力な永久輝せあさんがVISAガールの押上げで一気に上がってきそうな予感がするからです。
ちなみに文春の2020年度版「推せるジェンヌ」はこうなってます。
2021年度版はきっと愛ちゃんがランクインしてくると思います。
ただ、トップになると退団が待ってますよね。
バイプレーヤーで長く頑張って欲しいとも思うのです。
だって、300年以上生きた人の役とか他にできる人います?
ラスプーチンとか。
より怪奇さに磨きが。 自分の中で愛ちゃんの今までのお役の中でも上位にくるぐらいラスプーチン好きかも。(twitterより)
怪演すればするほど人気が出ます。
トップにするのがもったいない・・・。
でも轟悠さんみたいに、トップから専科異動もありなんですね。
やはり愛ちゃんのトップも見たいな。
今回は「愛ちゃんの死ってどんな感じ?なぜ愛月ひかるは気になる?トップはある?」について書いてきました。
ちなみに2020年度版の推せないジェンヌはこちら。
前トップ、現トップ、トップ娘役がランクインした星組。
現トップ、現2番手、新トップ娘役の羽3人がランクインした宙組。
どちらも好きな組なので、首をかしげたくなります。
まるでこのランキングを参考にしたかのように、1位、2位、6位、7位、15位が辞めます。
妙な予言の書みたいになってるので、現役のジェンヌに票を入れるのはホント辞めていただきたいです 😳
今回もリンクを貼らせていただいたり、資料を使わせていただいたりした皆様、本当にありがとうございます。